こんにちは^^、しゅうです。
今日は、当ブログでたびたび取り上げています株主優待クロス取引についてです。
別の呼び方として、株主優待タダ取りやつなぎ売りとも呼ばれています。
株主優待取得を目的として、現物株と同株数の信用売りを行う取引になります。
そもそも株主優待って?
株主優待は、企業から株主に贈られるものです。
御中元や御歳暮のように例える方もいらっしゃいます。
株を保有する方に、保有する見返りに、自社商品だったり、自社のサービスに使える優待券だったりを贈ることが多いです。
また、直接消費者と接点のない企業は、クオカードを贈ることもあります。
上場企業の約3分の1の企業が何らかの形で株主優待を実施しています。
どうしたら、株主優待をもらえるの?
株主優待には、配当と同じでこの日に保有しているともらえるという権利日があります。
極端な話、その日1日持ち越せば、優待がもらえます。
実際には、受け渡しに3営業日かかりますので、保有する必要があるのは、権利日の3営業日前になります。
平成28年(2016年)5月末日が権利日だとすると、
5月25日(水)
5月26日(木)権利付き最終日
5月27日(金)権利落ち日
5月28日(土)
5月29日(日)
5月30日(月)
5月31日(火)権利日
31日(火)から営業日を数えていって、月、金、木と数えて、26日(木)が権利付き最終日になります。
権利取得とともに訪れる権利落ち
権利付き最終日に買えばいいかといいますと、翌日の権利落ち日に優待以上に下がることが多々あります。
3,000円相当の優待をもらうのに、株が4,000円下がったら割りに合わないですよね。
でも、一般的に権利付き最終日あたりに向けて株価が上昇し、権利落ち日以降に、優待以上に下がります。
もっとも、逆に上がることもありますが。
そこで、現物株を買うと同時に、信用売りをして、差し引き0にしてしまうのが、株主優待クロス取引(株主優待タダ取り、つなぎ売り)になります。
現物株の購入 → 株主優待取得
信用売り → 優待を返す必要はない
ということで、権利落ちを回避し、株主優待を取得できます。
タダでは取れない株主優待クロス取引の費用 ~株主優待クロス取引(株主優待タダ取り、つなぎ売り)~ に続きます。
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